2025年1月21日 城下保育園を訪問
八戸市の城下保育園では、子ども一人ひとりの個性を大切にする、モンテッソーリ教育を実践しています。
従来の教育方法の課題やモンテッソーリ教育が持つ可能性について、副園長の横田麗子先生からお話しをお聞きしました。
八戸市の城下保育園では、子ども一人ひとりの個性を大切にする、モンテッソーリ教育を実践しています。
従来の教育方法の課題やモンテッソーリ教育が持つ可能性について、副園長の横田麗子先生からお話しをお聞きしました。
城下保育園では、定員135名という多くの園児を預かっている保育園です。
子どもたちが来園すると、言語の棚や感覚教育など、さまざまな分野の教材が準備されてあります。
子どもたちは、自分の興味を引く教材を自由に選んで、楽しく活動しているそうです。
先生たちは、最初に教材の使い方を教えてくれますが、無理にやらせることはせずに、その後は、子どもたちが自分から積極的に活動できるように、温かく見守りながらサポートしているみたいです。
筒の高さ、太さが異なる教材
色彩の教材
時間が限られていたり人員配置の問題だったりと、理想的な形での個別対応が難しい状況のようです。
しかし、子どもたちが自分で考え、選択し、行動する力を育てることはとても重要なことで、これからの時代、教育現場でも主体的に活動することを目指していく必要があるとのことでした。
八戸市には「はちのへモンテッソーリ研究会」があり、実践している園が集まって定期的に勉強会を行っているそうです。
また、東京から専門家を招いての研修も実施していて、地方都市としては、比較的活発に取り組んでいると教えていただきました。
モンテッソーリ教育の記録
モンテッソーリ教育の実践を通して、子ども一人ひとりの個性を大切にした教育の重要性を感じることができました。
現場では様々な制約がある中でも、子どもたちの主体性を重視し、自発的な学びを支援する取り組みが続けられていることが分かりました。
今後は、子どもの主体性を重視し、可能性を最大限に引き出す教育の実現に期待したいと思います。
お話しのお時間いただき、ありがとうございました!
吉田 愛(よしだ あい)2024