こまちラボ・八戸市こどもまちなかIT部

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中心街のさらなる活性化を目指す!
株式会社まちづくり八戸に潜入🏢

商工会館内にある「株式会社まちづくり八戸」は、中心商店街を中心とする事業所、八戸商工会議所、八戸市の出資により、2007年10月に設立しました。

私は大学で、地域社会やまちづくりについて勉強したいと考えています。
地元である八戸市や中心街の現状を、今からでも知りたいと思い、この会社を取材場所に決めました!

取材の前に、商工会議所の方々と談笑しました。

たくさんの大人に囲まれてとても緊張しました😐💦

左から
・ 取材者 木村育実(八戸北高校2年)
・ 八戸商工会議所 向井俊晴 専務理事
・ 株式会社まちづくり八戸 妻神敬悦 企画本部長
・ 株式会社まちづくり八戸 柳沢拓哉 企画開発・公民連携担当
・ 八戸商工会議所 原信一 地域振興課長

左から
・ 取材者 木村育実(八戸北高校2年)
・ 八戸商工会議所 向井俊晴 専務理事
・ 株式会社まちづくり八戸 妻神敬悦 企画本部長
・ 株式会社まちづくり八戸 柳沢拓哉 企画開発・公民連携担当
・ 八戸商工会議所 原信一 地域振興課長

中心街について取材

別室に移動して、いよいよ取材です📸
5つ質問をしました。

① まちづくり八戸を作ったきっかけ
② 中心街を活性化させるために実施している事業
③ まちづくりをしているときに感じるやりがい
④ どの世代の人も安心して暮らせるまちを作るために考えている事業
⑤ 未来の地域社会が良くなるように、私たちのような高校生や若者に今伝えたいこと

取材の様子

取材の様子

① まちづくり八戸を作ったきっかけ

目的やきっかけを、柳沢さんと原さんが説明してくださいました!

---------------

【目的】

八戸の中心市街地を魅力あるエリアとして、再度活性化させるためのハード面・ソフト面の両面での事業主体となり、一体となったまちづくりを推進すること

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【きっかけ】

(1)
八戸のまちが郊外化が進み始め、中心街の活性化が必要になってきていた。

(2)
1は、八戸だけではなく全国で課題となっていた。
国では中心街活性化を進めるまちを積極的に支援していた。

(3)
八戸でも、行政・民間ともに国の新しい支援制度を活用することとして、
まちを活性化させるために、それまでも検討していたまちの活性化のための組織づくりをとりまとめ、会社を立ち上げた。

---------------

まちづくり八戸は、市役所や商工会議所、様々な企業の出資によって作られたそうですが、全国には行政の出資がない完全民間のまちづくり会社もあるそうです。

市や商工会議所と積極的に連携するほうが、自分たちのやりたい事業をやるだけでなく、民間・行政・住民などと一体となったまちづくりができます。

ですが、それぞれにメリットやデメリットがあるので、その地域にあったまちづくり会社を作る必要がありますね!

② 中心街を活性化させるために実施している事業

まちづくり八戸にとって1番大きな出来事が、「八戸番町ヒルズ」の建設だったそうです。

住む人を増やすために市営住宅を借りることで、町へ買い物に来る人が増えるのではないかと考えました。
1階には朝7時から夜中の3時まで開園する認定こども園が入居し、小さな子をもつ家族も安心して暮らせて働ける場を作りました。

他にも、
・ 共通駐車券「おんでカード」事業
・ はちのへホコテン、八戸七夕まつりの実施
・ ハンドメイドレンタルボックス「テッコ舎」
・ 空き店舗調査や発信
を行っています!

③ まちづくりをしているときに感じるやりがい

ご回答してくださったことと、それらを聞いて私が感じたことを交えて紹介します!

妻神さん
「まちなかで子どもたちの笑顔を見るときにやりがいを感じます。」
→ 八戸の人たちの笑顔を見ると、嬉しい気持ちになりますよね😊より良いまちづくりをしていかないと!という力にも変わるのではないかと思います。

原さん
「毎日違う発見や気づきがある。それを見つける楽しさがやりがいです。」
→ 通学などで町に来ることはありますが、あまり違いを感じたことはあまりないです。町の様子の少しの変化にも気づけるところが、まちづくりをする人のすごい所だと思いました!

柳沢さん
「人と接することが多い仕事がまちづくりです。まちが好きな人、まちづくりを応援してくれる人など、たくさんの人の協力で、実感を得られるのがとても嬉しいです。」
→ まちに携わるすべての人が手を取り合わないと、町は形成されないと思います。一人ひとりの努力がより良いまちへ繋がっているのではないでしょうか。

メモに必死の私です💦

メモに必死の私です💦

④ どの世代の人も安心して暮らせるまちを作るために考えている事業

<妻神さん>
車椅子やベビーカーが通りやすいようなスロープの設置=ハード面のまちづくり

<原さん>
中心街は商業の中心ではなくなってしまった感じがするが、今でも多くの人にとっては八戸の顔である
→市外の人に1番紹介したい場所に
→今後はさらに若者を支援する事業を行いたい

<柳沢さん>
・高齢者や学生は車の運転ができない人が多い=郊外だけで済ますのは難しい→中心街への交通アクセスが重要
=中心街は無くせない、みんなの居場所的存在
・福祉関連の施設を増やす

印象に残ったのは、柳沢さんがおっしゃっていた、
「中心街は誰一人取り残さない場所」という言葉です。
事業の実施で、まちに来る人の笑顔が増えるといいですね😸

印象に残ったのは、柳沢さんがおっしゃっていた、
「中心街は誰一人取り残さない場所」という言葉です。
事業の実施で、まちに来る人の笑顔が増えるといいですね😸

⑤ 未来の地域社会が良くなるように、私たちのような高校生や若者に今伝えたいこと

ご回答に共通していたことは、「八戸に戻ってきてほしい‼️」ということです。

「勉強のために県外に行ってもいい。大人になって戻ってきたときに八戸にしかない良さや面白さを感じることができる。」とおっしゃっていました。

人口減少・少子高齢化が進む中、これから多様な知識を蓄えていく若者たちが、10年後、20年後の八戸の未来を、より良い方向へ導く原動力になればいいと思います!

取材を終えて

正直内容が難しいものばかりでしたが、八戸市中心街の現状やまちづくりをするために必要なことを、自分なりに理解できました!

今後は私たちが中心となって、八戸市を活性化させていかなければならないと再認識しました。

将来は、たくさんの地域に出向いて、その地域の課題や八戸との違いを発見し、八戸をより良い地域にしていきたいです。

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